霞ヶ浦で雨の日は釣れる!が成立しない原因は○○にあった!?

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台風3号と梅雨前線の影響で日本各地に雨が降っているようですね。

 

結構激しく降るようなので、海や川、用水路などには近づかない方がいいかと思います。

 

 

 

 

少し前までは全然雨が降らなくて困ったもんでした。

 

でも急に激しく降られても困っちゃいますね。

 

 

 

 

ま、何にせよこの雨で利根川水系の水がめに雨が貯まって水不足の不安が解消されればと思います。

 

そして霞ケ浦の水も入れ替わってくれると嬉しいのだが・・・

 

 

 

 

最近の霞ヶ浦はなかなかコンディションが厳しいです。

 

よく言われるように梅雨時の雨はサカナの活性を上げて釣れやすくなる!って聞いたことがあるかと思います。

 

しかし雨が降っていようと中々厳しいようでサカナに会うのが難しい。

 

(僕の実力もありますが…)

 

 

 

 

 

ガイドを受けたなかで6~7月の霞ヶ浦独特の状況についてちょっとしたヒントをもらえました。

 

そのヒントを元にリサーチしたことをシェアしたいと思います!

 

 

 
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霞ヶ浦水系の社会的環境

 

他の釣り場(リザーバーや野池、川など)と比べて霞ヶ浦水系の特徴ってなんでしょう?

 

肥沃な沖積平野が広がり、水源も豊富なこともあり古来から水稲栽培が盛んな地域。

 

農業活動の影響がモロに出てくる水系というのが霞ヶ浦水系の特徴ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

霞ヶ浦に来たことがあるならば周囲に広がる田園風景は当然目に入ってきます。

 

霞ヶ浦流域の面積のうち約4割が水田や畑などの耕地で占められており、これは茨城県全体の耕地面積の1/3程度になります。

 

少しデータが古くて(1986年)恐縮ですがこちらの論文から引用してます。

 

出典:霞ヶ浦の農薬汚染

 

 

 

 

 

耕作放棄が増えた昨今とは言え、耕地面積が大きく減少していることは考えにくいのは地域の様子を見ていれば分かります。

 

毎年5月上旬には田植えが行われ、夏には稲が穂を垂らしていますから。

 

 

 

 

ゴールデンウィーク辺りの霞ヶ浦水系での難しさは人的プレッシャーもあります。

 

また、代掻きといわれる田植え前の水田を掻き回して排出する作業が大いに影響すると言うことはご存知の方も多いでしょう。

 

 

 

 

農業が盛んな地域という事は、農薬が使用される量も耕地面積に比例して使用されるという事です。

 

農薬は水稲についている虫を駆除したり、余計な雑草を枯れさせます。

 

 

 

その後、農薬は雨などによって流されます。

 

この水が流れるのはどこでしょうか?ということです。

 

 

 

 

霞ヶ浦の水は農薬による影響が多大にあると考えられます。

 

 

 

 

 

農薬だけでなく一般家庭や公園などにおける毛虫などの害虫駆除剤も最終的には霞ヶ浦に流れていきます。

 

つまり霞ヶ浦水系において、雨と言うのは恵みだけでなく水中生物にとって毒となる農薬や害虫駆除剤の流入の原因ともなるわけです。

 

 

 

 

これがリザーバーや川、野池とは違ったコンディションを霞ヶ浦では生み出していると考えられます。

 

 

 

 

ちなみに霞ヶ浦水系ってのはこの範囲だという認識です。

 

流域面積とは河川における水の流れる面積ではなくて、降った雨が流入する地域面積のこと。

 

 

出典 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000029803.gif

 

 

 

霞ヶ浦だけじゃなくて琵琶湖や八郎潟なんかの水稲栽培が盛んな地域では農薬の影響ってのは大いにあると思います。

 

八郎潟なんてコメを作るために干拓した場所だし、琵琶湖の周りも水田多いですからね。

 

 
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食物連鎖への影響

 

田んぼの中には目に見えない微生物(ミジンコやケイソウ類などなど)がおり、それを食べる生物がおり、さらにそれを食べる・・・と食物連鎖が続きます。

 

 

 

そして頂点にいるのがバスやキャットフィッシュ、雷魚なんかのフィッシュイーターです。

 

 

 

虫や雑草を殺すような殺傷能力高い薬物が水中生物に影響がないわけがありません。

 

水中の微生物が減ることで、その微生物を捕食していた生物の個体数や活動に影響が及ぶでしょう。

 

それはバスにとってエサとなるエビ類やゴリなんかかもしれません。

 

 

 

 

水中に農薬の影響がある状況では、エビやゴリなんかも活動が鈍るでしょう。

 

水中環境は不快感極まりないと想像できます。

 

 

 

 

エサとなるエビ・ゴリの活動が縮小する事でバスの捕食活動も控えめになる。

 

またバスにとっても農薬が混ざっている水は活動する上で快適なはずはないでしょうしね。

 

 

 

 

また農薬に限らず合成化学物質の汚染の影響は生体濃縮・蓄積というのも問題になります。

 

環境中の濃度が僅かであっても、食物連鎖の過程で最終的には生物中に高濃度に濃縮された例は数多く・・・

 

代表的なのは高濃度水銀が原因となった熊本水俣病とかです。

 

 

 

 

霞ヶ浦においてもワカサギ漁なんか盛んです。

 

そういったサカナに農薬の影響がないとは言い切れないでしょうね・・・。

 

 

 

 

ただし農薬の影響云々は今更どうすることもできないです。

 

使い始める前の江戸時代の暮らしに戻れるか?と言われたら無理です。

 

 

 

 

自然環境に悪いから農薬は使うのやめろなんて言えないです。

 

農薬とはうまく付き合っていくしかないと思うのです。

 

 

 

 

霞ヶ浦水系で雨が降ったら考えることは?

話が少し壮大になってきてしまったので釣りの話をしましょう。

 

低気圧の雨はサカナの活性を上げる。

 

でもなんか釣れないなぁ~なんて時は、農薬の影響ってのはキーワードになるかもしれません。

 

 

 

 

霞ヶ浦でサカナを釣るためには、とにかく水のコンディションが良い場所を探す。

 

これが一番の近道なんじゃないでしょうか?

 

 

 

 

 

水が良い場所にはエサとなるエビ・ゴリ・ザリガニなんかもいるでしょうし、小魚も棲みついているでしょう。

 

そういったエサが集まる場所にバスも寄ってくる。

 

 

 

 

霞ヶ浦でバスを釣るにはラン・ガンで水の良い場所を探す

 

もしくは水が良い場所を見つけて粘る

 

 

 

 

釣れるルアーは何か?と考える前に自然環境をよく観察する。

 

バスの居場所を想像して探す事が大切なのでは?

 

ルアーを考えるのはその後でしょう。

 

 

 

 

それにしても農薬ってキーワードってこともあり長くてお堅い記事になってしまいましたわ~。

 

【参考文献】
河川生態系の一次生産性に及ぼす除草剤の影響評価手法開発
農環研報25(2008)

 

霞ヶ浦の農薬汚染
水質汚濁研究Vol. 9 (1986) No. 7

 

 

 
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コメントは2件です

  1. kfcmichi より:

    参考になる記事で読み込んでしまいました!!
    代掻きももちろんですが常に水位や風、シーズン中のコンディションが目まぐるしく変わる広大な霞ヶ浦水系ですので、その時々に合わせたポイントに行く事が釣果につながりますよねー!!

    • 71mrtk より:

      kfcmichiさん

      長文読んでくださり、そしてコメントありがとうございます!

      雨降ってて良いコンディションなんだけどなぁ~って思ってた時に
      ガイドで農薬の話を聞き、合点がいった次第です。

      風、水位なんかまでは思考が回ってましたが農薬までは気が回らない!
      農薬の散布は釣り場だけじゃ分からないので悩ましいですが、季節的な傾向の1つとして可能性のあることなんじゃないかと推測できそうです。

      それにしてもカスミは難しくて楽しいですね!

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高校入学と同時に遠ざかってしまったバスフィッシング。2016年夏にヒマだったので何となく釣りにいったらバス釣り熱が復活してしまいました!!

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