前回エントリーでは、フッキングの際の力の向きについてフックのタイプ別に考察していきました。
僕の最初のルアーフィッシングはジグヘッドのワームから。
それは釣具屋で薦められたから。
とにかく投げて沈めて巻く。
何も考えずに釣りをしてたもんで根掛かり連発で釣れやしない・・・
そこからテキサス・リグの存在を知り根掛かりが減ったわけです。
その後、スプリットショットやフットボールラバージグの釣りが僕の定番となりました。
しかしワームとフックの組み合わせなんて何となくで深く考えることなく、使いやすいフックを使っていました。
これが間違い。
「掛かるハリ」については前回のエントリーを参照してください。
今日は使いやすい針について書いていきます。
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使いやすい針とは何でしょう?
それはワームをセットしやすい針。
サカナを掛けることを考えていないとも言える針です。
では例を挙げていきます。
このフックはタックルボックスに入っていた物なので、中学時代に購入したフックです。
①のラインが引っ張るベクトルと②の針先のベクトルが並行でないので力が伝わりにくいです。
このように内に巻いていると、ワームに針先を埋められて根掛かりはほとんどしません。
根掛かりしないと攻められますが肝心のフッキングも決まらない・・・。
それじゃサカナが掛かってもキャッチするまでに至らないよね。
何て名前のフックか忘れましたがこのフック、昔流行りませんでした?
ワームがずれないように固定できるワイヤーが付いています。
これでスラッゴーやゲーリーグラブのノーシンカ―などを投げてたんですが釣れた記憶がない・・・
当たりはありますよ。
釣れなかったってのは、察しの通りフッキングが決まらないから!!
なぜフッキングできないか?
当時はパワーが伝わっていないからだと思い、当たりがあれば更に強くロッドを立てて・・・
こんなんフッキング決まるわけないの。
この針のタイプは!
上の写真を見てください。
①方向にワームを引いて、②方向にフッキングの力が伝わるもんだとばかり思ってたんですが・・・
ラインアイ方向とフックを引く力を考えると、針先の向きが全く別の方にベクトルが向いていることが今なら分かります。
針先の力の向きと、ラインを引く力の向きが全然一致していない・・・。
このフックは確かに使いやすかった。
しかし使うことは2度とないでしょう。
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フッキングにはフックの役割がとても重要だというのは、前回と今回のエントリーで分かってくれたかなと思います。
もう1つフックで大切なこと。それは常に針先をシャープにしておくこと!!
これだけで釣果が変わります。
僕も初期段階ではハリを研ぐ事なんてしていなかったんですが・・・
ある時、雑誌を読んでフックを研ぐだけでフッキング率がかなり上がると目にしました。
これはやらない手はないなと。
それ以来、ルアーをセットして投げる前に針先をチェックします。
具体的には、ツメに針を立てて引っ掛かるかを確認。
針先が甘いと、ツメに刺さることなくつるっと滑ってしまいます。
このコンディションの針先だとフッキングも悪くなってしまうのです。
フッキングを改善するためにもフックシャープナーの使用はおススメですよん。
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