3月はスピナーベイト強化月間。
フィールドに出て検証しまくるってのも大切ですが、餅は餅屋と言われるように、スピナーベイトはスピナーベイトフィッシャーマンから学んだ方が早いです。
という訳で、ノリーズ・プロスタッフである津軽プロのスピナーベイト道場に行ってきました!
日取りは3/17(日)と春めいてきて期待できそう・・・って思ったけど、先に結論を言うとサカナは獲れませんでした。
この日の将監・長門川はかなり厳しかったようでした。
春めいてきたせいか、まず人が多い。
そして寒の戻りに当たってしまい、寒暖差の変化もあって水が悪い。
スピナーベイトで巻いて釣れるようなフィールドコンディションではありませんでした。
日の出から日の入りまで、ひたすらスピナーベイトを投げまくりましたが、無・・・。
かと言って、他の人に話を聞いても釣れている様子もなく・・・。
サカナはどこかに行ってしまったみたいですw
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反応はたったの1度、津軽プロにありました。
岸際に投げて丁寧にボート縁まで巻いてきて、ピックアップ寸前のバイトでした。
喰って反転するところが見えたらしいです。
僕の場合、大抵は岸から2~3m巻いたら雑に回収しがちなんですが、津軽さんはボート縁まで丁寧に巻く。
ボートの近くに沈みものがあり、そこにバスが潜んでいる可能性がある。
それを証明するかのようなバイトでした。
そしてプロは、その1バイトから得られるヒントを元にした思考が違うなと。
例えミスバイトだろうと次のサカナにつながるヒントが得られたわけです。
ミスバイトつまり食いが浅かったからということで、即座にスピナーベイトのカラーチェンジをしました。
浅い食いの時は、より弱めのスカートへとカラーチェンジをして食いの深さを調整する。
トレーラーフックをつけて浅いバイトを掛けるのも戦略としてあります。
スピナーベイトに向いているロッドは?と言われると人それぞれ違うでしょうが・・・
キャストして巻いて~って釣りならば、少し柔らか目のロッドが良いでしょう。
と言うのは、柔らか目のロッドの方がキャスティングが楽です。
カバーに対して正確に、そして静かにキャストすることができます。
僕もハードベイトスペシャルを使うようになって、キャスティングが上手くなったような気がします。
柔らか目っていってもグニャグニャなロッドでは無く、バッドはしっかりとしてパワーもある。
そんなロッドがいいですね。
ロッドが柔らかい分、バイトに対する合わせには注意が必要。
軟らかめのロッドを使っている時、スピナーベイトの合わせの正解は巻きあわせ。
巻いて巻いてサカナの重さを感じてからロッドを煽るようにと。
巻きあわせをするほうが、ラインとフックに掛かるパワーが一直線になりフッキングが決まります。
柔らか目な作りのロッドでフッキングしようとしてもティップが曲がってしまいパワーに無駄が生じてしまいます。
その結果、フッキングが決まらないのです。
一方で、ジグ・ワーム系のロッドでスピナーベイトをやる時は、ロッドを煽ってフッキングしてもいいでしょう。
硬めのロッドならば、ティップが入らずにパワーが伝わるからです。
ロッドが固いとキャストが決まらないので、近距離をピッチングで撃っていくようなスピナーベイトの釣りになります。
まぁ、ロッド選びは個人の好み、個人適性がありますので・・・あくまでも個人的な一例です。
ちなみにキャストして巻いて~っていうスピナーベイトは巻きあわせが正解なんですって話をしてもらったんですが・・・
津軽プロは1バイト時に思いっきりロッドを煽ってフッキングしてしまって反省していましたけどねw
プロでもビックリ合わせをやらかしてしまうのは人間だもの・・・ってことでしょう!
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根掛かりのリスクが高まりキャスト・リトリーブのリズムが崩れるので、トレーラーフックは滅多に着けないそうです。
水中での根掛かりよりも岸際や沈んでいるオダ際を通す際に、シングルフックでも引っ掛かってしまうからね、トレーラーフックあったら尚更でしょう。
オープンウォーターで、表層を早巻~なんて場合はトレーラーフックをつけても良いでしょうね。
バスが追い付かない場合でも、トレーラーフックに外掛かりするなんて可能性もあります。
と聞かれると、行ってよかったなって話です。
上記のスピナーベイトのローテーションやらフッキングについては、雑誌や津軽プロのブログなどでも学べます。
しかし、実際に会って話を聞いて、一緒に釣りをすることで得られるスキルってものがあるわけです。
スピナーベイトなんて投げて巻くだけのルアーでしょ?
なんて思ってたら・・・損してますよ。
サカナにとって魅力的に映る?スピナーベイトの巻き方ってのがあるのです。
この巻き方をマスターするか否かで、スピナーベイトの釣果は5倍違う!って話です。
その巻き方は・・・というと道場に入門した人の特権ってことで、ここには書きませんが。
まぁ実際に会った人には口が滑っちゃうかもしれませんねw
ちなみにスピナーベイトに関して知識を深めたいならば、バサー2018年5月号とアングリングバスVol.26は必読です!
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