先日カスミフィッシングガイドの松村寛さんのガイドサービスに行ってきました!
霞ヶ浦はいつもオカッパリばかり。
ボートで釣りする様子を岸から見ては羨ましく眺めていました。
が!!
ボートで釣りしたからって釣れるわけじゃないのです。
その日の釣り場の状況を把握し、その日のサカナのいる場所を探しだし、サカナに気づかせるようにルアーを通し・・・
岸からだろうがボートからだろうがサカナに辿りつくプロセスはそう変わらない。
釣れる、釣れないも状況次第・・・
ちなみに当日のコンディションは週に4~5回は釣りに行っている松村さん曰く、
「今日の霞ヶ浦は今年1番の暑さ。
水温27℃超えたの初めて!
でも、いつも釣れる時期なのに釣れない。
季節の進行が遅い感じがする・・・。」
と相当タフなコンディションだったわけです。
前日の水温が24℃前後だったことを考えると一気に水温が3℃も上昇。
それに加えて前日にパラッと雨が降った程度で数日間はまとまった雨も降らず・・・。
気温はピーカンで30℃越え。
結果は・・・
船中3バイトでキャッチは1匹!
(ちなみに僕は2バラシでノーキャッチです。)
サカナはキャッチできませんでしたが満足したガイドサービスでしたよ。
では詳しく!
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ルアーフィッシングをする上で欠かせないのがキャスティング。
今まで誰かに習ったことありますか?
多くの方は誰か分かっている人に習ったなんて経験はないと思います。
キャスティングのやり方は
1.先に釣りをやっている友達から教わる
2.キャスティングやりかた的なDVDを見る(最近だとYouTubeかな?)
3.本や雑誌を参考にして真似をする。
恐らく上記3つのどれかだと思います。
ちなみにキャスティングと言えば村田基でしょうか?
フィッシングショーに行ったら村田さんは必ずキャスティングのレクチャーをしてますね。
そしてYouTubeにも動画が沢山アップされています。
僕も中学の時にフィッシングショーに行って、村田さんのベイトリールでのスキッピングのやり方を聞いた時は衝撃を受けて心酔したものです。
しかし村田さんの言っていることは・・・
「まっすぐ上げてまっすぐ下ろす。」
「リールの向きはハンドルを上に(右投げ右巻きの場合)」
と基本はこの2つです、確か・・・。
村田さんのキャスティングDVDを見たことがないので、ひょっとしたらDVDにはこれ以上のハウツーを解説しているかもしれませんが・・・。
そのハウツーが合う人にはそれでいいんですが、合わない人が真似したところでキャスティング技術なんて上手くなるはずがありません!
そう、キャスティングには型があるんです。
今回のガイドでは目から鱗なことばかりでしたが、自分に合ったキャスティングの方を知ることによってキャスティング技術が一気に向上しました!
なんで飛ばなかったか?
なんで静かに落とせなかったか?
なんで静かなピッチングができなかったか?
なんでピッチングで距離がでなかったか?
なんでスキッピングできなかったか?
などなど今までのキャスティングからは見違えるほど上達したんです!
僕だってブランクはあるけど釣り経験はあるわけで、ベイトリールだって使ってきました。
しかし今まで何となく投げれて、バックラッシュしないように気をつけて・・・
基本的には着水はうるさく、たまにポチャっとナイスキャストが決まるも再現性がなく・・・。
何で上手くキャストできたのかが理解できなかったので同じようなキャストは続かないわけです。
しかしながら今回キャスティングの押さえるべきポイントを理解できたことで再現性はバッチリです!
まだまだ100%の理想とする安定したキャストはデキていませんが、繰返すことでマスターできる自信がつきました。
それにしてもキャスティング理論は大変興味深い話でした。
スキッピングとか凄い上達しましたから(スパパパーンって転がるように投げれるようになった)!
もちろんバックラッシュせずです!サイドキャストも距離調整と静かに落とせるようになったし!
めちゃくちゃ上手くなりました!
また、キャスティングの型を知るとプロのキャストの型も見て分かります。
T.並木はこのタイプで、伊藤巧はこのタイプで、キムケンはこのタイプで~なんて分かると自分が参考にすべき人が分かります。
逆に言うと参考にならないタイプの人のキャスティング理論を参考にしても意味がないということです。
その話を詳しく書けや!!と思うかもしれませんが・・・。
そもそも僕の型に合ったキャスティング方法なのであって万人に合うわけではないのです。
もし合わないやり方でキャスティングを続けたら・・・
週末アングラー程度なら体に不調をきたすってことは無いと思いますが、キャスティング技術は逆に下がってしまう可能性もあるわけです。
ってことで自分に合うキャスティングの型を技術を見つけてもらうだけでもガイドサービスを受ける価値がある。
マジでそう思います。
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当日の状況は上で書いたように激渋だったわけです。
一般的に渋いコンディションとなるとフィネスな釣りをする事が多いと思います。
スピニングリールに4lbライン巻いて3inch前後のワーム使って、ダウンショットやノーシンカーなんかをやるのが一般的じゃないですかね?
当然こんなに厳しいコンディションなので、松村さんもスピニングタックルにストレートワームのワッキーリグやイモグラブ?なんかを投げていたわけです。
しかしながら釣れない!!
普通厳しい状況なら小さいワーム使ってフィネスな釣りすれば釣れるって思いません?
ちなみにバスはいるんですよ。
そこそこ活性が高ければフィネスな釣りすれば入れ食いらしいんですけど、ノーシンカ―ワッキーで釣れないこの状況はかなりキツイって仰ってました。
そんな状況だったんですが、松村さんが閃いた釣りが僅かながら当時の状況にアジャストしたんです。
(とは言っても激渋な状況のため、3バイト1キャッチが結果というのは上で述べた通りです。)
ポイントに入って最初に選択したのはドライブシャッド。
これはキャスティングの練習のためにセットしていたわけです。
凄くスキッピングしやすいルアーですし、釣れるワームですしね!
ドライブシャッドを使っている状況で松村さんに当たりが出ました。
しかしキスバイト!
そこから閃いたのでしょうか?
これ以上スローに誘えるルアーはないか・・・と思いついたのがシンキングプロップベイトでした。
最初にシンキングプロップベイトを使ってヒットしたのは松村さん。
30cmいかないくらいのバスですが、この日唯一のバスです。
松村さんがバスを手にしてからは僕がずっとシンキングプロップベイトを投げました。
すると僕にもヒット!残念ながらバレてしまいましたが・・・
動画でも松村さんが言っているように、当日の状況にあったのはシンキングプロップベイトでしょう。
松村さんがスピニングでノーシンカワッキーやったり、ドライブスティックでバックスライドやったり、シャッドで巻いてみたりとしたんですが・・・
その後当たりがあったのはシンキングプロップベイトだけだったんです。
(ちなみに動画のピッチングフォームはダメですね・・・
こうやって映像に撮ってくれるのもフォーム確認できるので助かります。)
ワームでフィネスな釣りをしているのに釣れなくてハードルアーにヒットする。
この状況判断を目の当たりにしただけで、サカナはキャッチできませんでしたが満足度が高くなりました。
(ま、プロップベイトもフィネスな釣りですけどね)
ちなみに2バイト目は40cmアップぽくてバラした後は頭を抱えて膝から崩れ落ちました(笑)
このバイトも水深20cm程度でバスがひったくる様子を見ることがデキたので大興奮でした。
釣れたら最高でしたが(泣
今回のガイドでは残念ながらサカナはキャッチできませんでしたが、釣りのスキルはかなり向上した1日でした。
ガイドって言うとなかなかの値段はしますが、その価値は十分にあります!
リピーターも多いみたいですよ。実際また行きたいと思ってますもん!
最後にドラマを求めてハードボトムでズル引き。
バスボートで疾走
潮来の水路に入って川沿いの店で昼食に入る。
余談ですが・・・今回のガイド代はこいつから(笑)
ガイド代だけでなく必要と言われたラインやルアーも買うことができました!
それにしても、この予想は完璧だった・・・。
ギャンブルのお金は残らないは真理だと思いますが、今回は有意義に使えたと思います!
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