川村光大郎と伊藤巧という2人がそろえば話し始めたら止まらないですね。
キャスティング店長さんの「あと5分・・・」の指示は当然無視w
お互いのタックルボックスを漁っては、あれやこれやと楽しそうに話してます。
今回のエントリーではルアーの話を中心にあれこれ書いていきます。
バズベイトって使い込んでいくうちにサウンドが変わるんですって!
あまり使わないので、そんなこと知りませんでした!
バズベイトで釣った記憶は・・・近所の沼で雷魚が入れ食いだったことぐらいです。
今では釣り禁止になってしまった沼で寂しい限りです。
話を戻すと、使い込んでいくとペラが通っている穴が少しずつ削られていきます。
その結果、サウンドが変わっていくそうです。
しかし使い込みすぎると金属疲労によってワイヤーが折れてしまう。
いい感じのサウンドに育ったときにはダメになってしまうこともあり、それはとても悲しいことだと言ってました。
バサー編集者の佐々木さんはハードベイトの釣りが得意で、H1グランプリなんかでも活躍されてます。
その彼が得意なのがバズベイト。
佐々木さんのバズベイトに対するこだわりは凄くて、育てたペラのサウンドを使い分けるそうですよ!
よく釣れていたバズが折れてペラだけ水中に沈んだとき、必死に探したという逸話も出ました。
ペラを育てるのは巧君は普通に使って、自然と育てるようですが・・・川村さんは違いました。
川村さんはクルマを運転しながら窓から手を出してバズベイトを持って回す。
もしくはサイドミラーにガムテープで貼りつけるらしいです。
ちなみにサイドミラーに張り付ける方法は斜めになってしまって、ペラの穴の削られ方が均一にならないのでおススメしないそうです。
いやいやいや!
クルマから手を出してバズベイトのペラを回すのもダメだと思いますよ!
家で扇風機使って回すのが良いんじゃないでしょうかね。
出掛ける前にセッティングして出かけるとか、ボーっと風を浴びている時に片手にバズベイトとか。
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伊藤巧と言えば陸王を獲ったことが記憶に新しいですが、その時に活躍したルアーがサンカクティーサン。
11月にはリリースされるみたいです。
リリースまでには自作で釣り始めてから4年の歳月が掛かったとか。
ノリーズからリリースするわけだから田辺哲男という壁を乗り越えないきゃならないから・・・
田辺さんと言えばストロングスタイルと言われるハードベイトの巻物を中心とした釣りを展開する人です。
その田辺さんにとってサンカクティーサンの釣りは一言で、「つまらない」と片づけられる始末。
エスケープツインだって3インチがあれば売れるし釣れるサカナは増えるのは分かっているけど・・・
「そんなの分かっている!でも、つまらないから出さないよ!」だって。
庶民は出して欲しいんですけどね・・・
売れるよりも大事なことがあるわけです。
それでも巧君は諦めません。
そして陸王のウィニングルアーとなったことで、田辺さんもしぶしぶ「じゃ~やる~」とゴーサインを出したそうな。
サンカクティーサンの特徴は動画をご覧になってもらうのが早いですが、一言で言うと水押し。
別々の方向に水を押すことによってバスに強烈にアピールできるんだって。
この水押しってのはルアーパワーの重要なキーワード。
ブレーバーがよく釣れるのも、従来のストレートワームにはないシャッドテールを付けた事による水押しアピールがサカナを惹きつけるんだと開発者の川村さんは言ってます。
他に出たソフトルアーの話だとノリーズのフリップギルのネコリグ。
これを中層でシェイクしながら巻く(いわゆるミドスト?)。
すると水面が盛り上がるくらいの水押しが発生し、バスに強烈にアピールするって。
フリップギルのサイズは大きいのを釣りたければ5.0インチ。
このサイズだと45cm以上しか口に入らないから大きいのが釣れるそうです。
逆に45cm以下を獲りたいなら3.6インチの子ギルのネコリグが良いらしいですよ。
フックサイズが肝で4/0のマス針。
FINAのNSSフックしか4/0サイズは無いので、これが絶対だということです。
それでも掛かりにくいんだけどねってw
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チャーターベイトの話に飛んで、川村さんはノリーズのフラチャットをよく使うそうです。
スティーズカバーチャターを使う時もあるけど、あれはブラシガードが着いているから何か違うらしいですよ。
ラバージグのスイミングでしょ的な・・・。
その点フラチャットはガードが無くても根掛かりしない。
何でなの?って巧君に質問してた。
答えはヘッド形状が肝なんだと。
ヘッドがクランクベイトでいう所のリップの様な役割を果たし、障害物に当たってもヒラを打ってフックが刺さりにくいんだって。
考えて作ったのか?と聞かれると・・・
ノリーズのモノづくりは緻密に計算されたわけじゃなく、試作品を作ってはテストの繰り返しで完成に近づけていくとのことで、ボトムアップの細かなモノづくりっぷりに巧君が逆に驚いてて笑えました。
田辺さんが夜な夜なワームを溶かして型に流し込んでとか未だにやっているそうです。
匂いで奥さんに怒られたとかw
エスケープツインをつなぎ合わせてフリップドムの原型を作ったりなど、違うワームをくっ付けることで新たなワームアクションを生み出しているんです。未だ現役で・・・
もうすぐ60歳ですよ、田辺さん。
付き人もつけずに休みの日に一人で釣りに行くのは田辺さんくらいじゃないかなって。
巧君も誘われているんですが、忙しいから行けない。
「エレキのバッテリーがそろそろ重くなってきたんだけどなぁ~」と言って助けて欲しそうにしてるみたいです。
話がずれてきた。
フラチャットのトレーラーの話も出てきました。
フラチャットには元々フラバグが2本付属しています。
でもFGダディ―とかを立て刺しにして田辺さんは使うらしいです。
こうするとサカナの動きに寄せられてアピールできるだろって。
巧君も真似して、そのセッティングのフラチャットがタックルボックスに入ってました。
これは真似したい。
こういったトークライブでは休憩中に使っているタックルやタックルボックスの中身を自由に触らせてくれるのが川村スタイル。
伊藤巧さんも同じくタックル、タックルボックスを自由に見せてくれました。
プロが実際に使っているタックルを触れたり、タックルボックスの中身を見れる機会はそうないので貴重ですよね!
巧君のタックルボックスの上面にはプラグがぎっしりと詰まってます。
巧漬けのワーム達は、僕の鼻がオカシイのか言うほど臭くなかった(笑)
川村さんのタックルボックスは以前にも見る機会があったので、そこまで気にしなかったんですが・・・
1つ気になるルアーを発見!
これはもしや開発中のスピナーベイトなんじゃないか!?
詳細は謎に包まれていたのに、こんな公の場で晒したらダメでしょ(笑)
※ルアマガ発売日なので写真差し替えました。
川村さんに詳しく話を聞くと、今月末の某雑誌にスクープとして掲載されるとのことです。
またバサーオールスタークラシックのボトムアップのブースでは実際に水槽でアクションを確認できるとのことですよ!
アクションの詳細は雑誌またバサクラ会場で確認してください。
今までのスピナーベイトには無い動きをするって!キーワードは横!!
【※ボトムアップのプロト・スピナーベイト追記】
アームにブレードを設置する事による抵抗で、今までのスピナベには無かった横揺れのアクションをするそうです。
今までにないアクションのルアーってルアーパワーによって釣れるサカナがいるので・・・発売が楽しみですね!!
2~3匹しか釣れない高滝で10匹くらい釣ったのは間違いなくルアーパワーでしょう、だって。
リリースは「来年になっちゃうかな~」なんて言ってたので、その前に自作できないかやってみます。
画像は発表されていないので塗りつぶしてます。
発表されたら差し替えます。
※差し替えました。
最近よく釣れると言われるガストネードなどのシンキングスイッシャーにも話が及びました。
ガストネードはよく釣れるけど、トリプルフックは交換した方が良いってさ。
確かに直ぐに曲がっちゃうし・・・伸びやすい気がする。
あとステルスペッパーの110もサイズに対してフックが少し大きいから交換した方がベターだとか。
リューギのダガーが良いらしいんでチェックしてみます。
シンキングスイッシャーは人気で、ガストネードは品薄が続いており草深さんもメーカーから降りてこないらしいです。
確かに棚にはガストネードの在庫が少ししかありませんでした。ちょっと前には全くなかったですしね!
あと巧君が面白い話をしてました。
フェザーフックを巻くのに自分の家にいる犬の毛を使ったとか。
そのフックを使うとギルが寄ってきて、その後にバスがドカッとでたそうです。
犬の毛から油が出てて、それがギルを惹きつけてって話らしいです。
そしてオリキンさんに伝えたところ、「巧君も動物の毛に気づいたか~」だって。
オリキンさんはもっと前から気づいていたみたいです。
昨日のトークライブはこんなところですかね。
もっと色々と話してましたが、まとまりなく〆たいと思います。
3,000円お買い上げごとに抽選券もらえましたが、抽選はことごとく外れでした。
持ってないな~w
6,000円分のお買いもの。9月はルアー買い過ぎだ・・・
どれも使うからいいけどね!!
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